
昨年、世界文化遺産に登録された富士山。
今年は、山開きの7月1日に吉田口登山道を頂上まで全面開通させることを決めた、と報道されました。
今年こそ、日本一標高の高い富士山を目指そう!そう思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、富士山は標高3,776m。平地と比べて、大気中の酸素の量は約3分の2。
日頃体験しない、低酸素という環境は、身体への負担度が高まります。
少し前の調査ではありますが、山岳専門誌「山と渓谷」が2009年夏の晴れた日に登山口で調べた結果では、登頂率70%。雨の日であれば、50〜60%となるでしょう。昨夏の登山者数は約30万人。ざっと9万人は登頂出来ていないことになります。あなたは登頂組?途中下山組?どちらが良いですか?

富士山八合目富士吉田市の救護所への受診者数は420人。そのうち65%の方が高山病の症状を訴え受診されました。
Webなどのメディアで富士山の攻略法・高山病対策は簡単に入手できる時代です。なのに、多くの方が、高山病の症状を訴え、登れていない事も事実です。原因は、体験がないから。いくら文字情報として知識を持っていても高山病は防げません。
低酸素室で高所を事前に体験し、高山病に対する反応を個人的に調べ、対策をするのが『富士山テスト』です。百聞は一(体)験にしかず。
富士山テストでは、個人個人のリスクを調べ、個人差に合った対処法をアドバイスいたします。現地に行ってみないとわからない、という高山病のリスクを科学的に把握することで、安心して登山することが出来ます。
詳しい内容は→http://www.snowdolphins.com/hypoxia/pg90.html
今年は富士山に登頂したい!!という方は、出発前に『富士山テスト』を受けてみてはいかがですか。
宮ア喜美乃