2012年07月17日

山は冬。里は猛暑。

昨日くらいから全国的に猛暑となったようですね。先週と今週の週末は山に行っていたので、この暑さに慣れるのが大変です。
まず先週は、ある会社の研修登山で富士山の引率に行きました。予報では初日に雷雨でしたが、予想外に晴れ七合目までは順調でした。そして夕方18時には寝て、23時に起き、0時に七合目を出発。4時30分の山頂でのご来光を目指しましたが、濃いガスによる霧雨と弱い寒気の強風で体感マイナスの中の登山となりました。しかも週末の混雑と例年より多い残雪の影響で下山道が使えず、9合目前から大渋滞。100m進むのに10分以上かかるような状況です。風も収まる気配がなかったので山頂目前にして引き返してきました。あのまま動かずに風に当たり続ければ低体温症になるであろう事は容易に想像できました。グループのなかで比較的元気な男性は、登りたかったようでしたが、女性数名に余裕がなく全員下山としました。
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写真はそんな状況でも富士山を目指す親子です。富士山ブックに親子登山について書かせていただいていますが、天候の状況を踏まえた安全な判断は親しか出来ません。この子たちが登れるという事よりも無事に降りて来れているかが心配です。

そんな事を考えながら、先日は長男を連れて北アルプスの日本三大雪渓の一つである針ノ木雪渓へ行って来ました。しかし、天気が悪く初めから雨具を着ての登山。
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足下が滑りやすいので、長男は初めからスリングで簡易ハーネスを作り、ヘルメットを被せショートロープで確保しながら歩きました。当日は朝2時半に起きて連れ出した事もあり、途中テンションが低めでしたが、長い雪渓に取り付くと大はしゃぎ。雪渓は数日前からの雨で固くしまった氷状のスプーンカット状態でアイゼンなしでは歩きにくい状況だったので、長男の登山靴には軽アイゼンをつけ私は12本のアイゼンで雪渓登行。
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初めは快調に歩いていたものの、斜面から吹き下ろす冷たい下降気流に「体が凍っちゃうよ」と冗談っぽく言いながらも寒そうだったので、途中で引き返して来ました。
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せっかくテントを担いであるいていたので、途中の小屋でのキャンプに変更。早々にテントに入った後は、長男とUNOと、オセロ三昧の父子キャンプに。長男的には次男の邪魔無く遊び相手としての父を独占できて満足気でした。夜の星も期待していたのですが、結局朝まで雨。片付けが大変でしたが、帰りの車で長男が「お山はテレビないしフォーゼ見れなかったけどパパとお山行ってる方が楽しかった」と言ってくれたので、長男孝行できたキャンプでした。

親子登山は、親子関係の構築にとても良い経験が出来ると思う反面、保護者がリスクを考え臨機応変な対応が求められると思います。様々な状況に対応できる体力と装備を準備してから子供たちと自然体験の共有が出来ると、素晴らしい想い出となるでしょう。

安藤隼人
posted by トレーナー at 18:04| Comment(1) | 親子登山
この記事へのコメント
富士登山、頂上を目前でも引き返すことができる勇気を持ちます。20日に予約してます、よろしくお願いします。
Posted by midori.y at 2012年07月18日 17:14
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