2014年06月26日

富士山テスト

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昨年、世界文化遺産に登録された富士山。
今年は、山開きの7月1日に吉田口登山道を頂上まで全面開通させることを決めた、と報道されました。

今年こそ、日本一標高の高い富士山を目指そう!そう思っている方も多いのではないでしょうか。


しかし、富士山は標高3,776m。平地と比べて、大気中の酸素の量は約3分の2。
日頃体験しない、低酸素という環境は、身体への負担度が高まります。


少し前の調査ではありますが、山岳専門誌「山と渓谷」が2009年夏の晴れた日に登山口で調べた結果では、登頂率70%。雨の日であれば、50〜60%となるでしょう。昨夏の登山者数は約30万人。ざっと9万人は登頂出来ていないことになります。あなたは登頂組?途中下山組?どちらが良いですか?

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富士山八合目富士吉田市の救護所への受診者数は420人。そのうち65%の方が高山病の症状を訴え受診されました。

Webなどのメディアで富士山の攻略法・高山病対策は簡単に入手できる時代です。なのに、多くの方が、高山病の症状を訴え、登れていない事も事実です。原因は、体験がないから。いくら文字情報として知識を持っていても高山病は防げません。
低酸素室で高所を事前に体験し、高山病に対する反応を個人的に調べ、対策をするのが『富士山テスト』です。百聞は一(体)験にしかず。

富士山テストでは、個人個人のリスクを調べ、個人差に合った対処法をアドバイスいたします。現地に行ってみないとわからない、という高山病のリスクを科学的に把握することで、安心して登山することが出来ます。

詳しい内容は→http://www.snowdolphins.com/hypoxia/pg90.html



今年は富士山に登頂したい!!という方は、出発前に『富士山テスト』を受けてみてはいかがですか。

宮ア喜美乃
posted by トレーナー at 20:35| Comment(0) | その他

2014年06月06日

登山医学会

先日、日本登山医学会学術集会が自由学園明日館にて行われました。この学会は、登山に興味のある医師や看護師などの医療関係者、研究者、そして一般登山愛好家などによって成り立っている組織です。登山の現場はとても特殊な環境で、そこで起きた事故や症例やその処置の方法に対して、共通の認識を持つことはとても大事なことです。また、事故等が起きないように、その危険性を防ぐための知識と経験を積むことも、とても大事なことです。

私たちも登山医学会には、随分前から所属し、高所登山・トレッキングが安全に行えるような啓発活動を行ってきました。

今回は、『低酸素に対する適応状況を判別するための常圧低酸素室を用いた「高所テスト」の開発』ということで、弊社のプログラムの代表でもある「高所テスト」のデータを発表してきました。

医師を始め、登山ガイドの方へも「高所テスト」を認知していただき、また、「とても貴重なプログラム」だということも言っていただき、私もとても嬉しい気持ちになりました。

これから、医師や看護師との連携をとりながら、弊社のプログラムもより良いものにしていきたいと考えています。

※写真は自由学園明日館。重要文化財とのことで、とても立派なところでした。
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安藤真由子
posted by トレーナー at 15:44| Comment(0) | 登山医学